【まとめ】NVIDIA GEFORCE RTX30シリーズのグラフィックボードのすべてを一覧で紹介!
旧モデルを使っている人向けに旧モデルの位置付けも記載しています。
旧モデルから買い替えを検討している人は、旧モデルの位置づけが同じか
それ以上のモデルを選べば、利用用途と大きくズレは無いかと思います。
発売日 | 2020/9/24 | 2021/6/3 | 2021/9/17 | 2021/6/9 | 2020/10/29 | 2020/12/2 | 2021/2/26 | 2022/1/27 |
参考価格帯 | 1499ドル~ 約25万円~ | 1199ドル~ 約20万円~ | 699ドル~ 約19万円~ | 599ドル~ 約12万円~ | 499ドル~ 約12万円~ | 399ドル~ 約16万円~ | 329ドル~ 約6.5万円~ | 249ドル~ 約3.98万円~ |
商品名 | GeForce RTX 3090 | GeForce RTX 3080 Ti | GeForce RTX 3080 | GeForce RTX 3070 Ti | GeForce RTX 3070 | GeForce RTX 3060 Ti | GeForce RTX 3060 | GeForce RTX 3050 |
旧モデルの 位置付け | Titan RTX RTX 2080 Ti | RTX 2080 Ti | RTX 2080 | RTX 2070 Super | RTX 2070 | RTX 2070 | RTX 2060 RTX 2060 Super | GTX1650 GTX1050 |
Nvidia CUDA コア | 10496 | 10240 | 8704 | 6144 | 5888 | 4864 | 3584 | 2560 |
ブーストクロック GHz | 1.70 | 1.67 | 1.71 | 1.77 | 1.73 | 1.67 | 1.78 | 1.78 |
ベースクロック GHz | 1.40 | 1.37 | 1.44 | 1.58 | 1.50 | 1.41 | 1.32 | 1.55 |
メモリサイズ | 24 GB | 12 GB | 12 GB / 10 GB | 8 GB | 8 GB | 8 GB | 12 GB | 8 GB |
メモリタイプ | GDDR6X | GDDR6X | GDDR6X | GDDR6X | GDDR6 | GDDR6 | GDDR6 | GDDR6 |
メモリ インタフェース幅 | 384 ビット | 384 ビット | 320 ビット | 256 ビット | 256 ビット | 256 ビット | 192 ビット | 128 ビット |
消費電力 | 350 W | 350 W | 320 W | 290 W | 220 W | 200 W | 170 W | 130 W |
推奨システム 電力 | 750 W | 750 W | 750 W | 750 W | 650 W | 600 W | 550 W | 550 W |
補助電源 コネクタ | PCIe 8 ピン x2 | PCIe 8 ピン x2 | PCIe 8 ピン x2 | PCIe 8 ピン x2 | PCIe 8 ピン x1 | PCIe 8 ピン x1 | PCIe 8 ピン x1 | PCIe 8 ピン x1 |
どのカードを買うべきか? 迷っている人向けへ、旧モデルを交えてアドバイス!
これだけ種類があると、どれを買えば良いか迷う人は多いと思います。
そこで、それぞれのビデオカードを旧モデルと照らし合わせて紹介しますので、購入の参考になれば幸いです。
なお、今回の30シリーズから発熱が少し高くなっている傾向です。
特に RTX 3070 Ti 以降のグレードで使われているメモリ GDDR6X というメモリタイプは
異常に発熱する傾向にあるので、可能であればなるべく3連ファンモデルを買うようにしてください。
当サイトでも3連ファンモデルを紹介しています。
NVIDIA GEFORCE RTX 3050
RTX30シリーズの中で一番下にあたるグラフィックカード(ビデオボード、グラボ、GPU)
旧モデルでは、 GTX 1650、GTX 1050 にあたるので、そちらをお持ちの人向けのアップグレードをする目安となります。
RTX3050はエントリー向けの位置付けとなり、一番低価格でゲーミング環境を構築できるモデルとなります。
なお、このモデルに限らず2022年1月時点の情勢では、円安と半導体不足の影響から購入を検討している人は「欲しい時が買い時」が続くと思われます。
FULLHDの画質、リフレッシュレートが60Hzのモニターを使ってゲームをしている人向け。
とりあえずゲームが楽しんで出来ればかまわないレベルであれば、このエントリーモデルで十分です。
NVIDIA GEFORCE RTX 3060
当初、RTX30シリーズの中で一番下だったが、RTX3050が発売することで下から2番目にあたるグラフィックカード(ビデオボード、グラボ、GPU)になりました。
前シリーズでは、RTX 2060、RTX 2060 Super にあたるので、そちらをお持ちの人向けでもあります。
FULLHDの画質、リフレッシュレートが144Hzのモニターを使ってゲームをしている人向け。
正直、このような用途の人はこの GeForce RTX 3060 で十分だと思います。
が、コスパを考慮すると上位モデルの RTX 3060 Ti や RTX 3070 が人気なことも事実。
ApexなどのFPSゲームも、モニターが144MHzであれば、このグラボでヌルヌルプレイできます。
私もこれを持っているのですが、正直これで足りています・・・
これ以降に紹介するグラボはロマンや趣味、物欲が入ってくると思ってください。
なお、マイニング需要の影響で
・マイニングすると意図的に性能を落とすようにしている LHRモデル
・マイニングでも性能に影響がない通常モデル
の2種類があるので、購入する際は注意してください。
NVIDIA GEFORCE RTX 3060 Ti
RTX30シリーズの中で下から2番目にあたるグラフィックカード(ビデオボード、グラボ、GPU)
前のシリーズでは、RTX 2070 にあたるので、そちらをお持ちの人向けでもあります。
GeForce RTX 3060 と比べメモリは8GBと一見少なく見えます。
ですが、データ転送容量幅が256ビットと下のモデルよりも高いです。
そのため、様々なベンチマークではこちらの方が性能が高くなる傾向があります。
一番コストパフォーマンスに優れた位置づけであるため、逆に人気が高すぎて入手が難しい。
あまりにも品薄なため、高額な値段がついてしまっている状況でコスパが悪くなっている・・・
なので一部では「幻のモデル」、「定価で見たら買っとけ」と言われるほど品薄のモデル
RTX3060Tiは欲しいけど、市場在庫が無いデス・・・
狙っている人は、RTX3070か価格によってはRTX3070Tiがいいかも
NVIDIA GEFORCE RTX 3070
RTX30シリーズの中で下から3番目にあたるミドルレンジクラスのグラフィックカード(ビデオボード、グラボ、GPU)
前のシリーズでは、RTX 2070 にあたるので、そちらをお持ちの人向けでもあります。
旧モデルと比べ、およそその2.5~3倍の性能といわれています。
当初私はこれを買おうと思っていましたが、市場に在庫が無く購入できませんでした。
このグラボのクラスから、ゲームでレイトレーシングを使って違和感なくなるレベルです。
具体的にはリフレッシュレートがギリギリ安定して60Hzくらいで出来るようになるようになります。
サイバーパンクなどレイトレーシングを使って60Hzくらいで遊びたい人方向けです。
NVIDIA GEFORCE RTX 3070 Ti
RTX30シリーズの中で下から4番目にあたるミドルハイレンジクラスのグラフィックカード(ビデオボード、グラボ、GPU)
前のシリーズでは、RTX 2070 Super にあたるので、そちらをお持ちの人向けでもあります。
旧モデルと比べて、およそその1.5倍の性能といわれています。
RTX30シリーズ発売当初は無かったモデルになります。
ハイレンジにあたるRTX3080の性能より少し低いモデルになります。
RTX3080の価格までは手が出ないが、このレベルなら購入できる人はこれを買えばよいと思います。
なおこのモデルからビデオメモリが GDDR6 から GDDR6X とビデオメモリがグレードアップしています。
このビデオメモリ GDDR6X は発熱がスゴイので、自作PCの人は熱対策を考えた構成にするべきです。
NVIDIA GEFORCE RTX 3080
RTX30シリーズの中で上から3番目にあたる、ハイレンジクラスのグラフィックカード(ビデオボード、グラボ、GPU)
前のシリーズでは、RTX 2080 にあたるので、そちらをお持ちの人向けでもあります。
旧モデルと比べて、およそその2.5倍~3倍程度の性能とされています。
市場在庫が中々無い中、私は運よくメーカーが行った抽選であたり、購入することが出来ました。
このモデルからサイバーパンクなど、レイトレーシング性能を十分に活かしたゲームが出来ます。
このモデルから4Kの画質で60Hzが安定して出るようなレベルになります。
RTX3080は、10GBと12GBの2種類のメモリサイズの展開があり、10GB版の流通がそこまでないのでどんどん12GBに置き換わっていくと思われます。
なお、3070 Ti でお話したように、ビデオメモリの特性上、発熱が凄いので熱対策はしてください。
NVIDIA GEFORCE RTX 3080 Ti
RTX30シリーズの中で上から2番目にあたる、ハイレンジクラスのグラフィックカード(ビデオボード、グラボ、GPU)
前のシリーズでは、RTX 2080 Ti にあたるので、そちらをお持ちの人向けでもあります。
旧モデルと比べて、およそその1.5倍の性能とされています。
このモデルクラスでは特にいうことはありません。
サイバーパンクなどのレイトレーシング性能を十分に活かしたゲームも問題ありません。
ゲームのグラフィックス設定を高めにしても十分に動作してくれるでしょう。
なお、このモデルから4Kの画質でリフレッシュレートが144Hz近くまで出るようなレベルになります。
なお、3070 Ti でお話したように、ビデオメモリの特性上、発熱が凄いので熱対策はしてください。
NVIDIA GEFORCE RTX 3090
RTX30シリーズの最上位モデルのグラフィックカード(ビデオボード、グラボ、GPU)
RTX30シリーズではこの上が無いので、実質最高性能です。
前のシリーズでは、Titan RTX、RTX 2080 Ti にあたるので、そちらをお持ちの人向けでもあります。
また、他のモデルにはない NVLink SLI をサポートしています。
ゲーマーとクリエイターにはうれしい性能になっていますね。
一般の人から見ると、ロマンまたは趣味というべきレベルでもあります。
なんでもハイクラスで無いと満足出来ない人、すべてのゲームで最高設定のグラッフィックスでゲーム体験したいと思う人にも向いています。
なお、3070 Ti でお話したように、ビデオメモリの特性上、発熱が凄いので熱対策はしてください。
RTX3090はいい!買えるなら君も買いたまえ!
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